2020-02-11

『ジョジョ・ラビット』
(装画担当するコルドン<ベルリン三部作>と舞台が重なるので参考のため観ました)
「‪いつも大人から守られる特権的な立場の少年が、上級生におちょくられたくらいで理不尽に扼殺されたウサギに自分の運命を重ね合わせるなんてウサギに失礼では?」熱心な動物愛好家のヒトラーが少年につめよってきて、少年あやうし・・・という二次創作を考えました。

数年前に絶滅種について調べていて、ナチスがオーロックスという17世紀に絶滅した動物の復活に真剣に取り組んでいたことを知りました。家畜ウシの原種でありドイツ〜ポーランドに数多く生息していたオーロックスに対してナチスが託していた思いと、彼らの純血・優生主義との関連は明らかであり、単純に絶滅種にメランコリーを象徴させていた自分は慄然として不明を恥じました。その他にもナチスは色々な環境保全活動に熱心だったらしくその事実にも動揺しました。ヒトラーが菜食主義者だったことも知りました。ちなみに絶滅種オーロックスの復活計画は成功したと書かれることがありますが、単にオーロックスに似ているウシを交配させていくことでオーロックスによく似たウシを誕生させたにすぎず、見た目はオーロックスぽくても遺伝的には全く関係ない普通にウシだそうです。→