2020-06-23

『北極百貨店』第2話でこんな場面を描きました。

エルル「フロアマネージャーの東堂さんに質問。賢いものか、強いものか、生き残るのは何者だと思う?」
東堂「環境に適応して自らを変化させていく者でしょうな」

この会話は、ダーウィンの名言として紹介されることが多い『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』という言葉の引用でした。

最近自民党のPR漫画の中でこの言葉が引用された際、それをダーウィンの学説であると紹介する内容について多くの学者から「それはダーウィンの主張を歪めるウソの俗説だ」と学術的な批判が集まりました。→

『北極百貨店』では直後のセリフでエルルが「だが適者生存では進化を説明できない」と否定してます。ちゃんとそこまで描いててよかった・・・と思いました。

ニュースのおかげで「あの有名な言葉はウソの俗説」という正しい認識が少し広まったと思いますが、でも今あらためて自分のマンガを見ると、エルルの「引っ掛け問題」に東堂がまんまと引っかかる流れはやけにわざとらしく、俗説のウソを暴いてやろうといかにも鼻息荒く肩をブン回している作者がうるさい。

このもやもやを一体どうすれば・・・教えて!もやウィン。