2020-07-29

ウマが歯ぐきを見せると笑っているように見える。
イルカの高い知性に親しみをおぼえる。
ネコの動画に思わずモノローグを当てたくなる。
サル回しのサルが人間の服を着てかわいい。
・・・
動物に対する自分の愛情はそういう感じなのですが、ガチで動物と向き合っている人と話してみると、自分のそれは動物への興味というより、人間への興味を動物に見立ててみたにすぎないとわかります。

小さい時から絶滅動物にも興味がありましたが、やはり同じように、絶滅した動物よりも絶滅させた人間のほうに興味がありました。それは90〜00年代のエコロジーブームの中で「愚かな人間ども悔いあらためよ」みたいな口調の本をたてつづけに読んだ影響です。したがって自分の興味はとりわけ人間が絶滅させた(とされる)動物にばかり集中していて、人間以前の時代に絶滅した恐竜とかにはハマりませんでした。

更新世パークへの興味も、それと同じです。
「もしマンモスの脱絶滅計画が成功し、氷河期末期の生態系をシベリアに復元させられたとしたら、マンモスたちはステップを歩きまわり、永久凍土層は踏みかためられ、メタンの放出が抑えられ、ついには地球温暖化にブレーキがかかり、世界中が笑顔に、とうとうあのグレタさんまで満面のえびす顔に・・・」
そんな気宇壮大な人間の祈りが更新世パークには込められています。人間の祈りがアツい。あたかも人間が「地球温暖化」「完新世大量絶滅」という2つの罪を一気に帳消しにしようとしているかのごとく…というのは自分の勝手な見方ですが。

祈りは加害者が己の罪を過小に見積もってすぐ忘れ去ろうとする仕草と表裏一体かもしれません。でも自分は最後に「脱絶滅したマンモスがシベリアに再導入される」という夢を見ながらフトンに入りたいです。

なぜこういうことを書いたかというと、自分は更新世パークのことを時々この日記に書いているので、それを見て「更新世パーク?いきなり何ですか?西村にどう関係があるですか?」と疑問に思われた方もいるかも・・・と思って書いてみました。
でも、一言でまとめるなら「自分は唐突に、関係ないことを日記に書くやつです」ということになってしまいます。