【概要】デンマークのDitlevsdal Bison farmは、110ヘクタールの土地に380頭のバイソンと100頭の牛を擁し、毎年45000人以上が訪れるヨーロッパでも最大規模の農場です。コロナ危機にともない3月から臨時閉園して以来、収入が88%減となりました。このまま最も稼ぎどきである夏を迎えることになります。毎月15万ドルの飼料費の負担はいよいよ深刻となり、6月10日には底をつく計算になるため、やむをえず職員のほとんどを解雇した上で、政府に補助金を求めましたが、正式な動物園として登録されていないため飼料費が固定費と認められず、補助が受けられませんでした。このままでは動物のうち半数を殺処分することになり、それを避けるために農場は寄付を募っています。
更新世パーク(Pleistocene Park)がこのニュースをシェアするよう呼びかけていました。更新世パークは、昨年も12頭のバイソンをこの農場から買い取ったそうです。