2024-04-23

なんでもそろう 北極百貨店〜
ブルーレイとDVD 北極百貨店〜

原作者なおかげで、通常版と限定版の両方とも送ってもらえました。お店などでより多くお目にかかるのは通常版のほうかもしれませんが、実際に手にとるとやはり限定版のかわいさが良すぎたのでそのことばかり書いてしまうのですがすいません。毎年、バレンタインデー前の時期がくると百貨店へ行き、催事場フロアの混雑に分け入って、各スイーツブランドが競うように並べている上品でかわいい小箱たちを、飢えた狼の目で睨みながら巡回することが大好きです。最後にはいくつかレジに持っていくのですが、自分が選ぶ基準は、箱の見た目です(Demelなどが好きです)。そのとき、もしも売場の同じ棚で隣にこれが並んでいたとしても、きっとまったく違和感がないはず・・・という想像が、この限定版のデザインを見た瞬間にほとばしり、しびれました。箱にある窓の仕掛けがまたよくて、どこかに謎を隠した物語絵本のようでもあり、映画の内容によく似合っていて、開けてみると特典のディスクやブックレットや縮刷版パンフレットなどの充実した物量にまたしびれ、あまりにも良すぎると思いました。本当にありがとうございます。

代官山蔦屋書店さんで、場面カットや設定画などの展示がやっています!
5月16日まで。ぜひ見てください!
https://hokkyoku-dept.com/news/?article_id=65269

北極の日

「1909年4月6日に前人未到の北極点に到達した」という宣言がアメリカ海軍士官ロバート・ピアリ氏によってなされ後年に認定されたことにちなみ、4月6日は「北極の日」と呼ばれるそうです。その記録にも認定の経緯にも不審な点が多く、現在では疑われているそうです。

ピアリ氏のような、覇権を争う西欧各国の威信を背負った名だたる探検家たちが血道を上げて北極海航路の開発を競い合った16〜19世紀は、周辺のオオウミガラスが乱獲され激減しついには絶滅に追い込まれた時期でもありました。

ピアリ氏の記録が疑わしいなら4月6日を「北極の日」と呼ぶ根拠は薄弱といわざるをえません。ピアリ氏の記録にまつわる全ての疑惑がいつかきっと晴らされ、そしてピアリ氏がイヌイットの方々にした数々の蛮行がすべて贖われる日がくるまでは、4月6日はオオウミガラスをしのぶ日ということにしておいてはどうでしょうか。

『北極百貨店のコンシェルジュさん』より

2024-03-31

漫画家たちのお花見に寄せてもらいました。遅咲きの満開なため暖かく、夕暮れまでいました。真造圭伍くんとラクガキ↓