「飛ぶ教室」61号→●
2020-03-25
子供のころ「酔拳2」を見てジャッキー・チェンのありえない活発な体の動きにしびれました。同じようにMGMのミュージカル映画とかサーカスにもしびれました。
パルクールには色んなスタイルがあるようなのですが自分はよく知らず、ただ「ありえない活発な体の動きを見てしびれたい」という自分の欲望からいって何度見ても興奮する動きは「高いところに登る」と「高いところから降りる」。自分ならば階段をノコノコ歩いてようやく到達できる階に、違う角度から自由な経路で移動するとき、強烈なありえなさを感じてしびれます。
オーストラリアのShane Griffin氏は映画のスタントなどもされているパルクールのアスリートで、高いところに登る動きを得意とされてて、飛んだり跳ねたりしながらホイホイ登っていく動画の満載されたinstagramを見つけたとき、めちゃくちゃ興奮しました。
たまらない。ほとんどの投稿を繰り返し見て、この動きができればどこへでも行ける、何にでもなれる、ありえないことがありえる・・・と想像して脳をしびれさせます。
「ありえない活発な体の動きを見てしびれたい」そんな自分からすれば絶対に面白いはずのオリンピックが、大会にまつわるいくつかのつまらない経緯を聞いて想像力がしぼんだり興味が途切れてしまったあと、心の穴を埋めてくれたのはShane氏のinstagram。自分にとってShane氏はオリンピックの本物。しけてないオリンピック。しびれるだけのオリンピック。ShaneこそTokyo2020。Shane最高!
2020-03-19
本秀康さんの愛犬モコゾウをテーマにしたグループ展に参加します→●
「モコゾウ×アート展」
2020/4/1~12
13:00~19:00
パールブックショップ&ギャラリー
なにかと敏感な昨今ですが、なんとか開催してくれるようです。参加できて嬉しいです!
(追記 03-28:残念ながら、開催が延期されます😂→●)
2020-03-12
『ベルリン1933 壁を背にして(上) 』
『ベルリン1933 壁を背にして(下)』
クラウス・コルドン(作)、酒寄進一(訳)
岩波少年文庫
2020-02-21
2020-02-21
2020-02-09
春一番が終わるそうです。物心つく頃から家族でひんぱんに訪れ、スタッフとしても1〜2年ほど参加しました。レゲエや河内音頭で踊ったり、服部緑地公園から天牛書店へ何度も散歩をしたことは自分の原風景です。風太さん、アベちゃんさん、本当にお疲れさまでした。
2020-01-31
雑誌「UOMO」3月号にインタビューが載っています。
2020-01-24
雑誌「Tarzan」にてKIRINJI堀込高樹さんの新連載「ジム通いのメランコリー」の挿絵を担当いたします。よろしくお願いいたします。
2020-01-20
『ベルリン1919 赤い水兵(上)』
『ベルリン1919 赤い水兵(下)』
クラウス・コルドン(作)、酒寄進一(訳)
岩波少年文庫
児童向け作品ということで、舞台である1919年ごろのベルリンの状況についてもとても自然に解説されていて、高校で暗記した「1919ワイマール憲法」以外の知識がなかった自分でも、問題なく読めました。また児童向け作品とはいえ、労働者一家の少年の目から描かれる生活や政治の風景は、約100年後の日本にいる自分から見てかなり身近に感じられたので、大人が読んでも面白いと思います。
上下巻は「ベルリン三部作」の第一部で、今後『ベルリン1933』『ベルリン1945』と刊行される予定、翻訳を手がけられた酒寄進一先生とは『赤毛のゾラ』以来にご一緒でき大変光栄です。
(2/14刊行)