2025-03-27

初めてクマの漫画を投稿した翌日からありがたいことにキャラクタープロデュースのお申し出を何件かいただくことがありました。そのおかげで、SNSでよくお見かけする、作家さんがオリジナルのゆるキャラを立ててイラストや漫画を毎日に近い頻度で投稿していきグッズや本を出す流れは、こうした組織さんを介してビジネスをされている場合があると見当がつくようになりました。自分はクマが純粋kawaiiとして大量消費されることになると自分なりに込めた寓意が無駄になって描く動機を喪失しそうだと思いお断りしてきました。しかし結果としていくらか投稿が伸びることを何度か経てなんとなく勘所が把握されてくると、描いてる最中にこれは伸びそうだと感じたものが予想通りに伸びてニヤニヤするような感じになってしまい、だんだんとこれはだらしないと思いはじめました。クマを広く公の場所に発表するなら、観客が数千〜数万人もいればその大半を占めるはずのkawaii愛好家さんがたに対して、期待に応えるにせよ拒絶するにせよこちらの態度を明確にすべきだと今さらながら思いいたりました。そのために自分なりの寓意を物語にしてちゃんと発表できたらと思い、それを今後の目標にします。