2019-10-31

最近読んだ海外マンガ。이윤희(イ・ユニ)さんの『열세 살의 여름(十三歳の夏)』の絵が大好きです。『少女ソフィアの夏』や『This One Summer』とも似た、少女期の夏休みのお話で、韓国語を読めない自分でも、ページをめくっていると何となく話がわかるような、素朴なストーリーのようでした。大事な場面でセリフがわからないのは残念ですが・・・この作家さんは前作『안경을 쓴 가을(メガネをかけたGaeul)』が最高に好きで、そちらもやはり素朴なストーリーながら、より幻想的な内容と絵のかわいさに心をつかまれて、ファンになりました。翻訳されてほしいです。Amazon以外の通販サイトにあったので買おうとトライしました。YES24や教保文庫などは、外国人でも登録はできるものの、購入時になぜか韓国国内に在住する証明のIPIN認証を求められる謎の仕様のため買えませんでしたが、Aladinでなら買えました。海外通販なので一週間くらいかかるかなと思っていたら1日半で爆速到着したので驚きました。

「CIUT ZINE issue1」はポーランド発の15人の作家による学校生活をテーマにした自主出版マンガ雑誌です。以前からInstagramでフォローしていたxuhさんがクラウドファンディングを立ち上げられたので協力しました。15人の作家はどういう集まりなのか知りませんが作風は本当にバラバラです。中には自分がInstagramでフォローしていた人が何人かいました。セリフは英語なので気合を入れたら読めます。それぞれ画面が多様すぎます。エモくても雑誌の雰囲気のおかげか軽く読めて良かったです。表紙の女の子の絵は裏表紙につながっていてニセゴキブリ少女なようです。雑誌全体が隙あらばほんのりふざけてくる感じがとても楽しいです。こういう色んな作風のたわいのない短編がいくつも見れる本が好きだ〜と思い、自分が短編集でやりたいのはまさにこういうことかもと思いました。あとクラウドファンディングのリターンのグッズがかわいい。ここに写っていないボールペンも良いです。