2020-05-19

高校のとき、hideに強烈に憧れてギターを弾いている友達が、バンドのスタジオを見に来てよと誘ってくれました。彼とは小学校からの同級生でした。それはライブのリハーサルでした。彼が新しく手に入れたというエフェクターをつないでギターを弾くと爆発のような凶悪な音が響き、皆ビックリして笑いました。セットリストは確か半分くらいがオフスプリングやラルクアンシエルなど色々とりまぜたコピーで、あとの半分はオリジナル曲でした。オリジナル曲があること自体がすごいな、立派だなと思いました。しかも、そのときにバンドが合わせていたオリジナル曲のうちの1曲が、ギターのリフとそれに乗せたラップがメチャクチャカッコよく、そのギターの音がまた地獄みたいな凶悪な音をしていてメチャクチャカッコよく、自分はしびれ、歌詞は全くわからないけど何か悪魔的な衝動が伝わってくるそのリフが突出して耳に焼き付きました。興奮しながら彼にそのことを伝えました。後日ライブで見た時もやっぱりカッコよかったです。でも、ギターの彼がやりたかったのはzilchみたいなバンドでしたが、ボーカルとベースはもう少し爽やかなロックを志向していて、微妙に方向性がちがっていたらしく、バンドはすぐ解散しました。
そのリフをいまでもよく口ずさみます。録音されてもないし、もしかしたら本人ももう忘れたかもしれません。だとしたら自分の頭の中だけに存在している曲ということになり、そう考えると不思議です。
でも、シンプルで超カッコいいリフなのに、自分が天才!と伝えても彼があまり執着してなかったところを見ると、もしかしたら、自分が知らない有名な曲の真似だったかもしれません。
今またそのリフを口ずさんだ瞬間に、ふと思い出されました。