2022-01-28

先の一月場所で、ケガで膝や踵を痛めながら無理を押して土俵に上がりつづけた横綱照ノ富士関の姿が峻烈でした。去年から大相撲を見はじめた自分は、力士の方々に親しみをおぼえるにつれ、ケガのつらさもより深刻に感じられて、休場や包帯姿を見るにしのびなくおぼえはじめました。このために自分は大相撲を見ることをやめるかもしれないとも思いましたが、自分がそうしたところで力士の方々のケガが無くなるわけでないし、大相撲にケガが避けがたい付き物であることは今までも承知の上で楽しんできたはずで、見かけの感情に乱されつつも、自分が最初に好きになった気持ちと等しく向き合い、ありのまま見届けられたらと思いました。