2023-04-01

志村貴子さん『放浪息子』を読み返しました。青春期に連載を追いかけ、どんなものでもかわいく描けそうな線のなめらかさに憧れました。あらためて見返すと時期ごとに線の雰囲気がうつり変わって本当に多彩な絵が見られました。一見シンプルでまじめそうな線からにじみ出る、あざやかな虹のように放埒で即興的な感覚が大好きでした。