2025-03-27

初めてSNSにクマを投稿した次の日、キャラクタープロデュースのお申し出をいただきました。もしもクマがイラストやマンガなどで週7回以上接触をはかるくらい精力的なSNS活動をはじめてしまったら、忙しすぎて自分が遊んでもらえなくなるので、つつしんでお断りしました。それからは、ときどき挿絵やグッズなどささやかな規模にかぎってクマに付き合ってもらいながら、おおむね気ままに過ごしてきました。

しかし、クマと遊んでいたつもりのSNSで、自分はいつのまにか規則性に安心しランダム性を怖れていました。最近は、クマを描いている最中にふと(これは伸びそう)と予感がし、投稿が予想通り伸びるとニヤニヤが止まらない感情失禁がつづいていました。

精力的なSNS活動を忌避したはずなのに、どういうわけかまた立ち戻ってしまうなら、これまでのようにお申し出に応答するという後手に回った忌避ではなく、こんどは問われる前に自分の姿勢や守りたい軸を先んじて表明する、すなわちクマの物語を自ら語りだすべきと思いました。