2025-09-25

動物を見るとなんの疑いもなく自分は動物の味方だと思ってしまう感覚があって、子供のころは絶滅動物の本を読みながら絶滅動物になったつもりで共感していました。絶滅動物の保護を訴えたナチスの思想と所業を知ってからはこの感覚でいくと間違う危険性があると考え、自分を動物の味方とは信じすぎないように心がけました。それでもやはり動物に心のナレーションを勝手にあてる行為は楽しすぎてどうしても止められず、なら娯楽のネタとして発散させようと思って動物がしゃべるマンガを描いたりもしました。娯楽にはいいけど、現実に動物の心の声がわかるかのようにほのめかす人の声にはいつも疑いを忘れずにいたいです。