2026-03-03

作品を取り下げますか?ととても配慮の行き届いたご丁寧なメールを担当編集さんからいただくまで、そこで販売されていることを忘れていました。そこでの売上はずっとゼロで、取り下げたとしても、自分が受ける痛みも、それによって出版社に与えうる痛みもゼロと思われます。商業から離れて何年も経つ作家に久しぶりのご連絡を下さるよりは、現在活動中で騒動の渦中にいる作家さん方に対する補償やケアにそのホスピタリティを集中していただけたら幸いです。

2026-03-01

近所にめちゃくちゃうまいうどん屋さんがあります。昨日、もりうどんを注文した後にスマホをいじって待っていると、店員さんが薬味セットを持ってきてくれて、メニューと醤油を指さしながら何かを説明してくれました。うどんの楽しみ方についての提案のようでしたが、自分の知らないやや高度な内容で、また別の考えごとをしてたせいで、何のことかわからないまま、あっ結構ですと言ってしまいました。このお店は薬味に少し独特な流儀があって、ていねいに説明してくれるのですが、何度か通ううちにもう説明は大丈夫ですねという信頼関係が生まれていました。べつに敷居の高いお店ではなく、その通りに食べてみると実際にうまいので、いつもちょっとした楽しみになっていました。今回はその次のレベルに行けたかもしれないせっかくの提案だったのに、残念ながら逸してしまいました。またチャンスを待ちたいです。それで普通にもりうどんを食べたのですが、めちゃくちゃうまかったです。

2026-02-09

子供のころ母に連れられて行った投票所からの帰り道で、選挙とは何なのかについて教えてもらいました。じゃあ母はだれに投票したのかと質問してみたところ教えてもらえませんでした。それは秘密でいい、投票自由の原則というものがあると母は強調しました。母がどのような候補に投票したか今なら想像がつきます。道ばたで決して口にしなかったのは、自身がマイノリティでありその情報が致命的という事情もあったかもしれません。

2026-01-27

母親が持っていた『Dr.スランプ』の単行本をはじめて読んだとき、自分の知っているアラレちゃんと少しちがっていて、序盤は頭身が高いのが不思議でした。それがどういうことだったのか、自分なりにわかってきました。左は2022年、右は2026年。

2025-12-30

2021年、おすすめ海外マンガを紹介する記事に参加したけど、自分はもうすぐやって来る生成AI全盛時代に対する恐怖で頭が一杯で、愉快でかわいい内容についてほとんど伝えていませんでした(『アイデア』393号)