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結婚式で友人代表のスピーチをしました。前日に原稿を作ったけど、当日これの読み上げで一杯一杯になる気がして、それより自然に祝福の気持ちが湧きあがるのを待って喋るほうが自然なリズムになると考え、原稿は持たず行いました。式は立派なうえにお二方の気持ちがあふれていてはじめて結婚式で泣きました。

魚住直子『考えたことなかった』(偕成社)で、カバー絵とさし絵を担当いたしました。『いいたいことがあります!』の登場人物たちも出てきます。どちらの作品も、一冊で完結していますが、同じ世界のつづきの物語として読めるようになってます。
「フリースタイル53」の表紙イラストを担当したほか、「極私的偏愛マンガ」という企画に参加しました。

第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展では、受賞作『北極百貨店のコンシェルジュさん』のペン入れ原稿を展示するほか、急遽つくった冊子を配布します。冊子は16ページで会話、漫画、ラクガキ、エッセイです。各日100部ずつ先着順で配布されます。
会場には自分のかわりに普段生活を共にしているオオウミガラスのぬいぐるみ2羽が毎日在廊してくれます(9/15追記:2羽を送り込みましたが、内覧会では1羽のみ在廊していました)。
第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展
9/16 ~ 9/26
(9/20は休館)
10:00-17:00
日本科学未来館
入場無料

【冊子について】
ラッパーのオノマトペ大臣と共に、ごみみたいな冊子「DEATH PROOF」を自主出版して配る活動を以前からしています。かつてメ芸で新人賞を受賞したとき、記念の号をつくって受賞作品展会場で配布したことがあり、今回また同じ形でつくりました。来たりて見よ。
仕事が進まないとき、少しでも漫画家の気分を味わいたくて、クマのマンガを描いてしまいます。クマを描いたぶん、本業もがんばりたいものです。
遠雷(未完成)




いつか完成させて自主出版の本にまとめてコミティアに出そうと思います。

稀書探訪の旅を観に行きました。拙作『北極百貨店のコンシェルジュさん』の世界を考えるさい鹿島茂先生のご著書を大変参考にさせていただきました。宝物みたいな美しい本が次々観られる展示で熱い気持ちになりました。