2026-07-02

もし自分がずっと自由になるために戦ってきたとして、その戦いが終わった時に、それでもなお意味なく暴れたい衝動は残ってしまう予感がする。せっかく得た自由を保っていられず、無軌道に狂ってしまう前に、自分の狂い方を選ぶ必要がある。衝動が沸騰しないように、我を忘れて夢中で取り組むべきものを選ぶ必要がある。なぜなら、いくらか知恵もついたのだから、なるべく無害なほうに倒したい。政治のような現実の闘争をはけ口にする選択肢もあったけど、こんな気晴らし目的で政治に関わったら、マジメに政治に向き合う人に気後れしそうで選べない。和歌とか、ダジャレとか、ナンプレとか、回文とか、手品とかのほうが身の丈に合う気がする。一瞬だけ切実な顔をした後、どうでもいい趣味を選ぶ。今まさに、ちょうど和歌を詠むような気持ちでクマの漫画を描いているかもしれない。誰にも依頼されずに描くのも、まるで時候の挨拶のようなたわいのない内容なのも、そういうことかもしれない。

2026-06-07

「ほんまのクマ」という10ページ漫画を描きました。もぐこんさん主宰の同人誌『グループF』を、ぜひ見てください。
オンライン販売もあります→本屋B&B青山ブックセンター

(追記)
「グループF」の展示に参加いたします。自分は、寄稿したマンガ「ほんまのクマ」の素材である、アナログ原稿を10点くらい展示いたします。グッズは手ぬぐいとミラーがあります。6/14から7/20まで、土日祝オープンとのことです。ぜひ見てください!

グループF(三島芳治、INA、もぐこん、ひうち棚、これでいいんだ村、こいけぐらんじ、西村ツチカ)
6.14 – 7.20
土日祝オープン
13:00 – 19:00
PENKIhorse
名古屋市千種区今池3-11-27

2026-06-04

マルジャン・サトラピ先生が亡くなったそうです。自分は商業誌で活動する前のある時期、サトラピ先生に強く憧れ、めちゃくちゃ模倣した絵柄で漫画を描きました。遺されたバンドデシネ作品はどれも大好きで、のちに監督された映画作品も、観るたびどれも大好きでした。偉大な芸術家を喪う『鶏のプラム煮』の物語とつい重ねてしまいます。本当にありがとうございました。

2026-05-02

漫画家のお三方とアンドリュー・ワイエス展を観に行きました。散歩し、食事を共にしました。

記念の寄せ書きを作ろうとなりました。飲酒中だったこともあり、手渡された液晶タブレットに、いつものクマをうまく描けず、やや見慣れないクマが描けました。

描かれたクマのほうがもっとおどろいたでしょう。

2026-04-27

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー『森の生活』をもとにした漫画の連載が、NHKテキスト「やさいの時間」4・5月号にてはじまりました。NHK出版のnoteで公開されています。

https://nhkbook-hiraku.com/n/n5ccf230b239e

同書のとても豊かな内容から毎回ほんの一部分を選んで4ページの漫画に翻案していくささやかな連載です。皆さんが興味を広げるさいの一助になれたらと願っています。ぜひ見てください!

2026-04-24

今週観たもの
「FEVER ビーバー!」
「私がビーバーになる時」
「平成狸合戦ぽんぽこ」
「ズートピア2」
「羊たちの沈黙」
「ツイン・ピークス」S1E4まで
「月曜日のユカ」

2026-04-09

●「ダ・ヴィンチ」5月号
伊藤潤二先生の画業40周年特集に寄稿いたしました。

●「イラストレーション」6月号
「このイラストレーターがすごい」という企画に参加いたしました。