初めてクマの漫画を投稿した翌日からありがたいことにキャラクタープロデュースのお申し出を何件かいただくことがありました。そのおかげで、SNSでよくお見かけする、作家さんがオリジナルのゆるキャラを立ててイラストや漫画を毎日に近い頻度で投稿していきグッズや本を出す流れは、こうした組織さんを介してビジネスをされている場合があると見当がつくようになりました。自分はクマが純粋kawaiiとして大量消費されることになると自分なりに込めた寓意が無駄になって描く動機を喪失しそうだと思いお断りしてきました。しかし結果としていくらか投稿が伸びることを何度か経てなんとなく勘所が把握されてくると、描いてる最中にこれは伸びそうだと感じたものが予想通りに伸びてニヤニヤするような感じになってしまい、だんだんとこれはだらしないと思いはじめました。クマを広く公の場所に発表するなら、観客が数千〜数万人もいればその大半を占めるはずのkawaii愛好家さんがたに対して、期待に応えるにせよ拒絶するにせよこちらの態度を明確にすべきだと今さらながら思いいたりました。そのために自分なりの寓意を物語にしてちゃんと発表できたらと思い、それを今後の目標にします。
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2025-03-26
映画「アット・ザ・ベンチ」オフィシャルブックのカバーイラストを担当いたしました。

2025-03-26
「フリースタイル63」のイラストを担当いたしました。


2025-03-23



2025-03-20

2025-03-14
平野紗季子さん『おいしくってありがとう 味な副音声の本』(河出書房新社)のイラストを担当いたしました。デザインは脇田あすかさんです。

2025-03-13
🌈

2025-03-07
Bird watching




頭の赤いホシハジロをバライロガモと見立てるすばらしい感想をいただき、ああ絶滅種のバライロガモがここに並んでいたらどんなに素敵だろう、そういうアイデアをいつでもスッと描ける作家であれたら、と気持ちが引き締まりました。
2025-03-05

2025-03-04
9年前に映画館で『ズートピア』を観て、思わず動物漫画の新連載をはじめてしまうくらい影響を受けました。その続編が今年公開されるそうです。この百年間にいくつか戦争をはさみ何度も転身をとげてきたディズニー映画のあゆみをつぶさにふりかえり、新しい主君の下からどんな映画が生まれても受けとめられる心構えでのぞみたいです。