2025-03-27

初めてSNSにクマを投稿した次の日、キャラクタープロデュースのお申し出をいただき、もしもクマがイラストやマンガなどで週7回以上接触をはかるくらい精力的なSNS活動をはじめたらと考えてみて、クマが忙しすぎて自分が遊んでもらえなくなりそうだと思い、つつしんでお断りしました。それからは挿絵やグッズなど、ささやかな規模にかぎってときどきクマに付き合ってもらいながら、おおむね気ままに過ごしてきました。

しかし、クマと遊んでいたつもりのSNSで、自分はいつしか規則性に安心しランダム性を怖れ、最近はクマを描いている最中にふと(これは伸びそう)と予感がし、予想通り伸びるとニヤニヤが止まりませんでした。

精力的なSNS活動を忌避したつもりなのに、どういうわけかまた立ち戻ってしまうなら、こんどは後手に回らず、お申し出をいただくより先に自分の守りたい軸を表明し、クマの物語をいくらか語っていきたいです。

2024-02-13

「映画監督松本壮史のいま観たい青春映画10選」という、メンズノンノではじまった松本壮史監督の連載コラムで挿絵を担当しています。

第1回『リンダリンダリンダ』

2023-12-07

いまから10年前、2013年に「クマよけの鈴」と題し、鈴を鳴らしながら森の中を進む人間たちと、それに怯えるクマの様子を絵に描き、展示しました。初めての個展でした。

もともと童謡「森のくまさん」が好きでした。クマこそが森の中では一番危険な存在なのに、それが人間に「お逃げなさい」と告げるのが不条理で面白すぎました。

可愛いマスコット、凶暴な怪物、環境破壊の被害者、自然の脅威、などいくつもの顔が与えられてて、とらえきれないし、それをクマ本人はどう思うのかもわかりません。

2023年は、アーバンベア問題やOSO18駆除などクマの話題が多い一年でした。夏にはパリの狩猟自然博物館でクマ猟に関する展示を見たこともあって、一年中ずっとうっすら興奮していた気がします。