コミティアの日の夜、新橋の台湾料理店「香味」で打ち上げをしました。店主の方が、あさり炒めと揚げパンという組み合わせを提案してくれました。あさり炒めのスープに揚げパンをひたすといいと。その通りに食べてみるとめちゃくちゃうまく、一同ブチ上がりました。その衝撃で時空の扉がブチ開きました。扉の向こうは新宿「上海小吃」で、自分が同じように揚げパンを何かの残り汁にひたしてブチ上がっているのです。あれはたしか新宿眼科画廊で行ったグループ展の打ち上げで、同じく出展していた嘉江さん谷口さんらも円卓を囲んでいました。そういえば当時は真造くん金子くんらと一緒に「ジオラマ」「ユースカ」という同人誌を作っていました。時を経てまた集まり「同行六人」を作っていることを、向こう側の自分はまだ知りません。こんなふうに時空をゆがませた揚げパンのほかにも、食べたものは何もかも全部おいしかったです。もう2週間前のことですが、いまだに印象的なので、ラクガキしました。

口内炎ができました。

ソーシャルメディアにふれると、タイムラインにあおられて気持ちよくうたっちゃいそうな胸の高鳴りと、当事者として責任をとれる自分ごとのみに発信を限るべきという観念が、頭の中で葛藤するたび、アバターに置きかえて自分の実体験を書き記すことによって両方を尊重できないかと模索した痕跡が、クマのラクガキとして現れていく。